2010年02月 | ダストテイル-短歌と散文のブログ-

2010年02月

001:春(西巻真)

返信のなき手紙ゆゑ春を待つかたちにわれは佇みにけり
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短歌をやる場所

ぼくは、短歌的にはかなり放蕩息子の部類に入ると思う。

同じ結社の人と話すことよりも、違う結社とか全然結社と関係ない
人と話すことのほうが多いし、自分が目指したり、見て考えたりす
る作品も、同じ選歌欄の人の作品よりも、

同人誌とか、

全然関係ない他の結社の人の歌集とか、

(「塔」の歌人の人たちとかと最近親しかったりする)のほうが多
い。

そういう活動をあちこちで続けていると、ときどき自分の歌の基準
とかがぶれてたり、おかしくなってるんじゃないか、という感覚に
襲われることがある。

そういうときに戻るのが、自分の結社の歌だ。

未来の場合、ぼくは彗星集という場所に所属しているので、おもに
自分の作品が掲載されている場所のとなりにある人の歌とかを、
やっぱり一読ざっと目を通して、「あー。○○さん最近こんな歌
作ってるんだー」

みたいなことを確認することが多い。

ホームとか仲間という言葉があるけど、やっぱり仲間がいるのは
ありがたい物だ。

自分の結社の歌会に出るときは、やっぱりほっとするし、「話が
通じる人どうし」という感じが強いし、身内だから手厳しいこと
も言えるし、電話で長話もできるし、つらいときや甘えられると
きには甘えられたりする。

(もちろん、変な甘えに甘えきってしまうと、自分のことさえもな
いがしろにしちゃうことがあるので、限度を超えた甘えは禁物だ
と思うけど)

           ※

短歌って、ぶっちゃけ続かないという話をよく聞く。

いい歌を作ろうとすると、他の人の歌集をたくさん買って「それとは
違う何か」を目指さないといけないし、学ぶところは学ばないといけ
ないし。

いざ自分の歌集を出そうとすると、100万単位でお金がかかるのは
当たり前だし、ここで「友だち」とはいかないまでも、人とのつなが
りとか、人間的なあたたかさとかそういうものがまったくない世界だ
ったら、とってもじゃないけどやっていけない。

ぼくは病院に入院してどうしようもない時期があったけど、そんなと
き身近にいてくれたのはやっぱり短歌の友だちだった。

何を言いたいのかよくわからんけど、まずは友だちになりましょうと
言うことかな。

「未来」の知り合いだったら、毎月毎月歌を確認できるし、彗星集の
仲間だったら、目を通さないということはまずないので、誰に読まれ
るか、とか、ある程度自分の歌の読者を想定できる、と思う。

で、歌を変えていったり、すごい大切なことを学んだりすることがで
きる。

ぼくはあんまり短歌の大きな賞とかは本当は興味ないけど、未来の
賞とかもらったり、選考に残るとうれしいっす。「ああ、だれだれ
さんにこんなふうに読んでもらったんだー」

みたいな感じで、読者を想定できるからかな。

実は、不特定多数の「誰か」に自分の歌を届けたいと思うよりも、
「この人」に読んでもらいたいという気持ちで作った歌のほうが、
いい歌ができるし、実際に届くと思う。

そうそう、彗星集でもまた新たに来年度に向けたメンバー募集が
始まったらしいっす。

ていうか、一会員にすぎない僕がこんなことを言うのもなんだ
けど、やる気のある人はぜひぜひ仲間になってほしいなと思っ
てたりする。

ぼくは横浜に住んでるんだけど、関東近郊とかで毎月歌会とか
で顔を合わせることができる人とか、多いに越したことはない
ので、ぜひぜひこちらに。

http://jiro31.cocolog-nifty.com/comet/

最近ミクシィばっかり更新してて、こっちのほうなーんも書い
てなかったなあ。

と思ってたら、彗星集のブログも更新されてたりしたのね。

気付かなかったっす。

ミクシィがなんか当たり前のツールになってきて、インターネッ
トの世界が濃くなっていくのはいいんだけど、(まあ確かに友人
までの公開とかにできるしね)

ホームページの役割とか、ブログの役割とか、ミクシィの役割とか、
そんなこともいろいろ考えなきゃなあと思うようになった。

インターネットの世界でも、「つながり格差」みたいなのが生まれ
てるのかなあ。

確かに開かれた世界は雑音もたくさん入るだろうし、難しい面も
あるから、ミクシィ楽なんだけどなあ。

こっちも順次更新していきますです。

本の話とか、批評会の話とかしないといけないし。

あ、ちなみにリアル西巻の生態に興味があるという人(いるのか?)
は、ミクシィのほーがいいかも。

ブログのプロフィールも変えようーー。

そうそう、こちらではお初というひともいるかもしれないけど、
本年度の未来賞を受賞しましたです。

未来2冠。

ていうか、未来で賞をもらう、ということのほうがどっか知らない
ところで賞をもらうよりも全然嬉しいので、ありがたいです。

今回は、大島史洋先生が1位に選んでくれた、ということが何より
の収穫で、それ以上の喜びはないです。

応援してくれる仲間のみなさんのおかげです。
どうもありがとうございますー。
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