だいじなこと | ダストテイル-短歌と散文のブログ-

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

だいじなこと


塾の先生を5年間やっていた。

5年間、教育の業界にいて、

すごくだいじなことをおそわってきていた。

・子供の欠点をみるな。

・子供の欠点をつくな。

・いいところをみろ。

これが教育の原則だ。

しかし批評っぽい文章を書くようになって、

いつのまにか批評的なものの見方になれてしまって、

どの文章もいいところを見ずに、

欠点だけみるようになっていた。


塾の先生をやっていたときにできていたことが、

今できなくなっていることに気付いた。


そもそも僕は、すごい勢いで忘れるんだ。

習慣を。

考え方を。

強力に忘れる人なんだ。ぼくは。


あるサークルの圏内というか

ある考え方に組み込まれてしまうと

今度は

その考え方に束縛されて

もともともっていたはずの「常識的な考え方」そのものをすぽーんと忘れる。

そこでしかものを判断しなくなる。


たとえば短歌の文章を書くとき、短歌の知識は知識として、

見方をもう一度、一般的な見方に会わせてみる。

これが、よい文章を書く鉄則のような気がする。


その上で、

「それはしょうがないよ。そうじゃなくていいところはここ。」

と指摘できるようになれば

少しはまともな文章家というか、まともな人になれるかもしれない。

と思ったりしてみた。

「わかんないことはわかんない」
「いいところはいい」
「おかしななところはこことここ」

でも、

「おかしなところ=だめなところではない。」

おかしなところを指摘するばあいは、どうしておかしいのか考えて、そこから文章をほりさげていく、それって、大事。


素直さと謙虚さをいつのまにかなくしていた。

文章を書くときに、それが一番肝心なような気がした。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。