岸原さやさん、『声、あるいは、音のような』 | ダストテイル-短歌と散文のブログ-

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岸原さやさん、『声、あるいは、音のような』

ブログの方法を変えました。
書くのではなく、語りかけるという方法でこれから感想を続けて頂きたいと思います。

ツイートキャスティング放送をつかって、歌集の感想を述べていきます。
よろしくお願い致します。


ツイートキャスティングを始めた理由


【取り上げた歌】
ざりがにの眠りを見たの横むきに浮いて眠るの深夜の水槽

遠い夏くすりの糖衣舐めました 苦いところに届くすれすれ


岸原さやさん(1)



【取り上げた歌】
ゆびさきを針でつつけばさらさらの血がうつくしく見とれてしまう

わたくしの輪郭はもううすい繭 ひかりに透けて風にころがる

かなしみがかなしくなくてくるしみもくるしくなくて熱だけのある

いのちってこんなにかるい水鳥の羽毛の下でまぶた閉じれば

手をひたし水の想いで目をとじる 澄んでゆきたい 澄んでゆきたい

美しい音符さらさら描くように医師がカルテに記す家系図

ていねいに消した火があるふたりして熾し両手をかざしたあの火

横向きに坂をころがる枯れ草の匂い確かな夢の手ざわり


(オープニング)

岸原さやさん(2)



【取り上げた歌】
なめらかに上衣は墜ちるかささぎの渡せる橋をくぐる流れに

むらさめ、とつぶやく。カフェの二階からやわらかく煙らせる 村雨
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