秋月祐一さん、「迷子のカピバラ」 | ダストテイル-短歌と散文のブログ-

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秋月祐一さん、「迷子のカピバラ」



秋月祐一さんの歌集について感想を喋りました。
ご視聴いただければ幸いです。


秋月祐一歌集について(1)



【取り上げた歌】
味の決めては火を止めたあとにひとしづく落としたならずものの涙ね

修正液が乾くのを待つひとときに声だけ思ひだしてゐるひと

借りるビデオも決まらないまま語りあふギズモの耳の唐揚の味

江國香織の小説めいた夕暮れのグレープフルーツジュースの苦さ

眠れない夜にきみから教はつた世界でいちばん長い駅の名





秋月祐一歌集について(2)

【取り上げた歌】
ひとつづつ交互に食べるたけのこの里よ 始発はまだまだ来ない

相手より長生きしようおたがひに(お化けは死なない)約束しよう

笑ひながら生きてゆかうよ雪の日にでつかい塩のジェラート舐めて

「生涯にいちどだけ全速力でまはる日がある」観覧車(談)

でぐでぐと食べてでぐでぐ輪をまはしでぐでぐと寝るデグーの日々は

ふむぐうと抱きついてくる無表情 これは淋しいときの「ふむぐう」

LOMO・HOLGA・CAMEHA8M(ロモ・ホルガ・スメハチ)なんかを脇によせ夕餉のためのスペースつくる
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